仙台にある整体院の症例報告49 変形性腰椎症、腰が伸びない

2020/07/11 ブログ
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症例49 変形性腰椎症、腰が伸びない

 

性別 女性70代

初診H29.8

 

症状

 

ここ数年、起床時に腰が伸びない、背中が張ってつらい

 

触診・視診・検査 体幹の後屈痛あり、背骨の弾力性が少ない、左足の筋力低下あり、背中の筋緊張が強い、左股関節の可動域制限あり

 

整体施術内容と経過

 

・足首から股関節の調整を行い骨盤の安定化を図っていきました。

・背骨の動きが悪く固まっているようでしたので、お腹を緩め、リンパ系の流れを促していきました。

 

 

 

考察

 

この方は、足を組む姿勢から股関節を歪めているようでした。股関節の歪みを補正するように骨盤が歪んでいる状態でしたので、土台の足を整えることを目的に行いました。

 

背中の張り感は、色々なストレスを抱えているようでしたので自律神経の乱れが原因だと思いました。頚椎を調整して股関節を整えることで、骨盤が安定し背骨にも動きがついてきました。本人に足を組むことを止めていただき、正しく歩くことを伝えました。

 

地道に実践してくれたことで良い方向に向かうことができました。変形性腰椎症も疲労の蓄積と何かの代償して起こった結果にすぎません。病名に囚われず、必要な施術と心の持ち方で回復するケースはたくさんあります。このメッセージが必要な方に届くことを願っています。