症例54 脊柱管狭窄症によるしびれ
2021/02/05
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症例54 脊柱管狭窄症によるしびれ
性別 女性70代
初診H28.8
症状
数十年前に脊柱管狭窄症と診断され、お尻から右足までの鈍痛としびれ、左手のしびれ、頭重感
触診・視診・検査 右足のむくみ、頭のむくみ、右足の方が太い、左肩が下がっている、背骨の弾力性がない、身体の回旋がしにくい、呼吸が浅い
整体施術内容と経過
この方は、足のむくみが強くふくらはぎがカチカチになっていましたので、腎臓の機能が高まるような施術を組み込んでいきました。呼吸の浅い感じもありましたので、背骨や肩甲骨、肋骨の調整も行っていきました。回数を重ねることで、全体的に緩んでいき症状も軽減していきました。
考察
この方は脊柱管狭窄症と診断されブロック注射を行っていました。最初の方は効果があったそうですが、段々と効果がなくなってきたそうです。生まれつき体が弱かったみたいで色々な病気を抱えていました。
全体的に体の緊張が強く、バランスの崩れが大きかったです。体の土台の足首を整え、呼吸を深くすることを目的に行いました。呼吸を深くするだけでも体に酸素と栄養が行き渡るので筋肉が緩んできます。
この方には呼吸法と体操をお伝えして、毎日実践してもらいました。実践していく中で、体が変化していくのがわかったみたいで、毎日やらないと気分が悪いとおっしゃっていました。
体の構造(骨組み)と機能(呼吸、循環、関節の動き)を整えることで、免疫力が高まり回復力が上がります。そうすると自分で自分の体を治しはじめます。このきっかけをつくるのが我々の役目です。きっかけづくりに整体を活用してみてくださいね。
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