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2019/05/16 腰痛
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仙腸関節炎かなと思われている方へ

 

こんなお悩みはありませんか?

・前屈みになると片側に限局した痛みがでる

・左右の骨盤に限局した痛みがある

・座っているよりも立っている方が楽

・片側に体重を乗せると腰が痛い

 

もしかしたらその症状は仙腸関節が炎症を起こしているかもしれません。

お尻から腰にかけて片側に限局した痛みがある場合『仙腸関節」という関節が問題を起こしていることが考えられます。

この仙腸関節は仙骨と腸骨をつなぐ関節ですが、荷重がかかることで安定する関節です。仙腸関節に関わらず関節は荷重がかかることで関節内に潤滑油が出やすくなり関節の動きが滑らかになります。

 

仙腸関節炎がの症状

左右の骨盤の出っ張った部分に限局的に痛みや違和感が出ている方が多いです。

感じ方としては「ピリピリ」、「ズキズキ」、様々な表現をする方がいらっしゃいます。人によってはお尻から足にかけてしびれるような痛みが伴うこともあります。

人それぞれ感じ方は違いますが、多くの場合は神経に響くような鋭い痛みが走ることが多いです。

 

仙腸関節炎を起こす原因

・お尻の筋肉からの影響

お尻周りの筋肉は仙腸関節を形成している仙骨や腸骨に繋がっています。よってお尻周りの筋緊張が仙腸関節に影響を与え症状を出してしまいます。これと連動して坐骨神経痛も引き起こしますので注意が必要です。また、股関節の問題から足の外側(ももの外側から脛の外側)を使い過ぎることによって、仙腸関節の動きを悪くしてしまう場合があります。

 ・外傷の影響(段差からの落下)

 階段の踏み外しや段差から落下した場合に地面から突き上げられる力が瞬間的に加わることで仙腸関節に不具合を生じさせます。一番、強く症状が出るパターンとして転倒があります。転倒して尻もちをつくと坐骨から強い力が加わることで仙腸関節が障害されます。

 

・偏った体の使い方によるもの

仕事や家事など、日常生活において体の使い方によって前後左右の重心の偏りがでてきます。 重心バランスに崩れがでてくると、左右どちらかに体重を多くかけて体を使ってしまいます。また、仙腸関節に限らず、関節は圧力がかかることで生理的な働きができるようになると説明しました。それが片側だけに多く圧力がかかりすぎたり、瞬間的に強い力がかかりすぎることで痛めてしまいます。

 

予防法、対処法

予防としては、片側だけに重心をかけた姿勢をとりすぎないことです。それと左右の仙腸関節をバランスよく使うためにウォーキングが大切になります。急性期の仙腸関節炎の対処法はアイシングを行って下さい。病院ではブロック注射をされて痛みが軽減する方もいれば変わらない方もいます。

ブロック注射で楽になった方は、注射針が仙腸関節周辺にある靭帯部分に刺した場合が多いです。関節内に注射するよりも靭帯を緩めた方が改善するケースが多いというデータが出ております。

針を刺したことで痛みが軽減したとしても仙腸関節の動きが悪いままの方もいます。放置してしまうと関節部分が固くなり腰の動きが制限されたり、そこを補正するために股関節に異常を起こす場合もあります。

 

仙腸関節炎は慢性化すると様々な動きの制限がでてきますので、しっかりと改善させることが大切です。仙腸関節炎かなと思われた方は、一度ご相談ください。