症例65 肩が上げにくい、お腹が張る、腰が重い

2022/08/29 症例報告
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症例65 肩が上げにくい、お腹が張る、腰が重い

 

性別 男性 40代

 

初診 H30 .3

 

症状 

 

慢性的に腰が重いのとお酒を毎日飲んでいるからかお腹が張るということで来院しました。両肩は痛みはないが上がらないとのことでした。

 

触診・視診・検査 

お腹の張りと圧痛、腰から背中の筋緊張が強い、上腕部の筋緊張、両

肩の可動域制限

 

 

整体施術内容と経過

 

この方は、毎日お酒の飲む量が多くお腹から顔が浮腫んでいる状態でした。肝臓の数値も高いとのことで肝臓と肝臓の裏側の背中部分が硬くなっていました。それと毎日、腕周りの筋トレをやっているとのことで、腕周りの筋肉が異常に発達して硬くて質の悪い筋肉をしておりました。足元からお腹の筋肉を緩めて循環を良くしリンパの流れを促していきました。それだけでも腰から背中、腕が緩んできます。後は肩の関節を調整して終了しました。

経過は良いみたいで「腕ってこんなに軽いんだね!」と喜んでおりました。

 

 

考察

 

この方は、お酒の量以外にも食べる組み合わせが良くなかったので食生活の指導を行いました。肝臓の数値が上がる原因はアルコールだけとは限りません。食べ過ぎや食べ物によっても上げてしまいます。食生活を意識してもらうことで、お腹の張り感は減ってくれたようでした。筋トレに関しても、毎日やることでオーバーワークになり見かけは良くても質の悪い硬い筋肉になることを知らないといけません。筋トレの頻度を減らし肩の関節を調整することで肩の上げにくさは改善されたようでした。間違った筋トレと食生活による内臓疲労からリンパの流れが悪くなることで引き起こされた症例でした。