仙台にある整体院の症例報告17 腰痛、肩こり、チョコレート嚢胞

2019/06/02 婦人科系
腰痛

症例17 腰痛、肩こり、チョコレート嚢胞

性別 女性40代

初診H 28.8

 

症状

腰痛、頭痛、肩こり、足のむくみ、冷え性、生理不順

小学生の頃から腰痛、肩こりがあり便秘がひどかったみたいでした。

病院で婦人科の検査をしたところ、左の卵巣に4 センチ近くのチョコレート嚢胞があり、このまま大きくなるようなら手術と言われ不安な想いをされていました。

 

視診、検査、触診 右骨盤の硬さ、脊柱全体の硬さ、お腹の緊張が強い、お腹が冷たい、顔の吹き出物が多い、手足が冷たい

 

整体施術内容と経過

この方は、特にお腹の緊張が強く、代謝が悪いように感じました。足元からお腹の緊張を緩めリンパの流れを促していきました。腸や子宮の働きを高めるためにもお腹の緊張を緩めることは大切だと思います。施術を重ねてお腹の緊張が緩んでくると同時に腰や背中、肩の筋緊張がなくなっていきました。長期的な施術になりましたが、体質が変わっていくのがわかりましたので喜んで通っていただけました。2ヵ月後の病院の検査ではチョコレート嚢胞の大きさが2センチに減っていたので手術は回避できたみたいです。

 

考察

卵巣チョコレート嚢胞は月経血がうまく排泄されない状態で古い血液が固まってしまったものと考え、排泄の機能を高めて出せる状態にしてあげる必要があります。そのためには、内臓の機能を高めなければいけません。

排泄の機能を上げる、内臓下垂の調整を目的に行い、自宅では呼吸法を毎日実践してもらいました。食生活では、甘いものを減らし、亜麻仁油を摂ってもらいました。食生活を改め、呼吸法を実践し計画通りに通ってくれたことで良い方向に向かうことができました。食生活と排泄機能が悪いことが原因による症例でした。流行りの食生活ではなく、本質的な食生活が広まることを願っています。

慢性腰痛、体の不調でお困りの方は、仙台市にある整体院「まるいま治療院」にご相談ください。