仙台にある整体院の症例報告30 側弯症、過敏性腸症候群

2019/07/09 過敏性腸症候群
お腹

症例30 側弯症、過敏性腸症候群
性別 女性30代
初診H28.8

症状

腹痛、下痢、背部痛、腰痛、慢性的に胃が痛い 小学生の頃に側弯症と診断され、背中と腰の痛みがありました。長く歩くと腰と足が痛くなる。
触診・視診・検査 背骨の歪みが強い、左腰の筋肉の膨隆が強い、骨盤の捻じれが強い、筋力が弱い、関節可動域は正常

整体施術内容と経過

 

この方は、病院で過敏性腸症候群と診断を受けて薬以外で改善したいということで来院されました。骨盤から背骨の歪みが強く出ていました。最初はなかなか骨盤の動きがよくなりませんでしたが背骨の歪みが軽減するごとに背中の痛みはなくなっていきました。それに併せてお腹の痛みや下痢の症状も軽減されてきて喜んでもらえました。骨盤の動きもよくなることで長く歩けるようになってきました。引き続き経過観察をさせていただいております。

 

考察

 

側弯症は何例か臨床経験はありましたが、この方は歪みの歴史が長かったので長期的な視点で施術を行ないました。構造と機能を整えることを目的に施術を重ねていきましたら、胃の痛みが軽減し薬の服用がいらなくなりました。過敏性腸症候群と診断された方のほとんどが、内臓神経が出ている背骨の歪みが大きいです。構造と機能を整えることで回復する症状はたくさんあります。また、この方は幼少期に親子での問題があり、そういったことも今の症状を作り出していたのかもしれません。
側弯症は、先天性の頭蓋骨の歪みや偏った身体の使い方、尾てい骨の外傷や圧迫など様々な要素が重なり合うことで起こります。側弯症の歪みが良くならなくても痛みや不調が改善することはたくさんあります。
こういった情報が、必要な方に届くことを願っています。